PowerShellのtips動画をYouTubeに上げています

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上のやつです。「PowerShell一行自動化(Automation)ちゃんねる」という題で、PowerShellのtips動画(たまに考え方を発信した動画)をYouTubeに上げています。(このブログ経由での流入を期待です🙏🏻)

YouTubeは今はエンタメが主流だと思うんですが、もうブログもどんどんみられなくなっているし、ブログよりも動画で何か発信するほうが将来性ありそうなので、日本語、英語の2言語対応でYouTube動画を作っています。あとは、技術系もブログやドキュメントより(公式の)動画見た方がざっくり理解する上ではわかりやすいと思っています。

やっぱりブログはまとまっていない考えを書く、日記のような使い方をするのが一番良いんでしょうね。動画はカテゴリを絞って投稿する、と。

動画投稿戦略

  • 30:00~からの長編入門動画は割とたくさんあるが、tips動画はあまりない(あっても個人が数動画投稿しているくらい)。これを数百動画程度作ればある界隈ではまぁまぁ認知されるのでは?と思ってみている。

  • なぜPowerShellなのかというと、JavaScript, Pythonで書いている10~20行のコードがPowerShellでは1行で済む場合が結構多いから。ワンライナーに絞っている。動画投稿にとってPowerShell知名度が低いのはマイナスだが、基本的に前提知識はそれほどなくても1話完結できるのでそこがプラス。

    • bashワンライナーでちょっと複雑になると、sed, awkでゴリ押しするのであまり動画で(前提知識がほとんどない状況から)解説するのが難しい。PowerShellの方が守備範囲は広い。ただ、curlなどはbashの方が優秀なので使い分けの問題かも。
  • tipsにしようと思った理由は、違うジャンルのtips動画を見てとても役立ったから。入門動画は一回見てわかったら終わりだが、tips動画は自分の体験からは何回か見直すことがある。あと、動画の長さ的には2~3分で終わる+声なし(テロップはあり)で済むものが大半なので、編集時間も少なくて済む

    • 動画投稿(やネタ)もある程度コンスタントにできる

ブログやqiita, zennなどと比べた技術系動画の優位性

  • 動画の方が実際の動きがあるのでわかりやすい。映像+声ありの方が記憶に残るなど
    • よりやった気になる、など負の側面?も
  • より茶番系のコンテンツを作るのに向いている(qiitaだと「無職やめ太郎」さんのようなコンテンツは多分動画の方が向いている)
  • そのジャンルについてはその人のYoutubeチャンネルを見たら、大体自分がやろうとしていることが動画としてあり、調べる手間が省ける。
  • ある程度再生数が上がると、知名度が上がったり案件、仕事が直で入ってくる
    • 再生数が常時1000くらいであっても競合がほとんどいないマイナージャンルだと、界隈では(YouTubeでは)名の知れた人になる
  • 動画作るのはブログと比べても4~5倍くらいはめんどくさいのでその辺りが参入障壁
    • ある程度年収に困っておらず、ある程度界隈で有名人で技術力を既に持っている人は(ブログよりもより面倒な)動画を作る必要性がない
    • 動画作るのは専門的な技術がいると思われている(実際は言うほどでもない)。
      • いまや素材も少し探せばいくらでもある
  • まだまだ技術系で動画しっかり編集できる人はごく一部なので、別の軸として持っておくと転職等でアピールできるかも。
  • 将来性という観点での優位性。動画はコンテンツがまだまだ飽和しきっていない。

動画を作ってみた感想

  • 凝った動画を作るのでない限り動画編集はそれほど難しくない

    • 動画は本質的には1秒20~30フレーム(画像)の集合体なので、PowerPointのスライドが時系列につながっているような感じ。自分はFinal Cut Pro Xを使っているが、おそらく動画作成はPowerPointのスライドが問題なく作れる+α程度のものだと思う。
      • ただ、PowerPointの3倍くらいはめんどくさいことは覚悟しておくべき。しかも動画の場合コンスタントに作成するのが望まれる。
    • PowerPointのスライドを作るのにストレスがあまりかからない方なら、動画編集の適性がある。
  • 動画編集時間は声なしなら動画長さの30倍くらい、声ありの場合は動画長さの50倍くらいを目安に見積もっておくとよい。自分は2分くらいの動画を上げているが大体60~80分くらいかかっている。ただ、tipsなので無駄な部分は省いたりかなり細かな編集をしているので、そう言ったものが必要なければもっと編集時間少なくて済むと思う。同様に声ありの場合の7~8分くらいの動画で7,8時間くらいはかかっている。PCスクリーンオンリーなので映像ありは今のところわからん。

Youtube動画の現状と将来性について

  • いまは大体9割くらいがエンタメ系。切り抜き系は少なくともテレビやアニメ系は明らかに著作権違反と思うんだけど、規制するんですかね?

  • 切り抜き動画で簡単に再生数が得られるので、自主コンテンツ系は(作る手間がより大きい割には再生数伸びずに)モチベーションが落ちてほとんどのチャンネルが再生数伸びる前に投稿休止してしまうんでしょうね。

  • 今のYoutube動画はテレビとほとんど変わらない。さらにいうとテレビ離れの時代(今もそうだけど)があって、Youtubeという名のテレビに回帰しているだけのように見える。おそらく人間、映像を受動的に見る状態が一番楽なのではないか? 能動的に情報を取り入れる系の(体験型のコンテンツの)VRなどはどれだけ技術が発達しても受け入れられないのでは?と思う。おそらく2020年代Youtubeはそのままの地位でいられるはず。tiktokなどのshort系とYoutubeの動画系が衝突することもなさそう(解説系のコンテンツは15秒~1分以内に説明するのはきついのでtiktokとバッティングしない)

    • なので少なくとも後7,8年くらいはプラットフォームとして長生きするんじゃないか、と思っています。自分の動画のような寿命の長いコンテンツはロングテールでジリジリ伸びていく(&たまにどこかで偶発的に伸びる)ことを予想しています(なので、今は再生数少なくてもある程度クオリティの担保された動画をたくさん出すことが良さそうです)。
    • もちろんiphoneのように超特大の破壊的イノベーションが出れば話は別。
  • 技術系は、あまり流行り廃りの激しくないコンテンツでテーマを絞れば、まだまだ競合がほとんどいない状態。ただし有名人でもない限りは最初は全然伸びない。